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当社の考え方

　団体旅行の減少と旅行や宿泊施設の多様化により、日本各地の温泉旅館・ホテルは厳しい環境に置かれています。一方で、少子高齢化や障害者の社会参加が国の問題となりつつも、これまで殆どの宿泊施設が高齢者や障害者の方を利用客の対象として見ていなかったことも事実です。 　

　当社は、温泉旅館・ホテルの支援事業のひとつとしてこれまで“温泉旅館型デイサービス”を運営してきましたが、「もっと温泉を気軽に利用したい。」と心から思っている高齢者や身障者の方がたくさんおられることを知りました。この思いを叶えてあげることは、これらの方々の心身活性化に役立つことは勿論ですが、実はこれらの方々は温泉旅館・ホテルの潜在的顧客であり、しかも急激に拡大する市場を生む可能性を持っています。
　
　障害者差別解消法が施行（平成28年4月）されることや、2020年のパラリンピックを控えて多数の障害者の方が来日されることが予想され、ホテル、旅館の外的環境も変わりつつあります。 　
　これまでの慣習や集客方法に囚われず、「新しい温泉旅館・ホテル」のあり方を考えておられる経営者の皆さま、新しい客層の開拓を検討されている温泉旅館・ホテルの皆さまに当社が事業の提案・ご支援をさせていただきます。

温泉旅館の集客モデル

　それぞれのモデルに強みと弱みがあります。組み合わせによって強みの部分を多く残せます。 　

組み合わせの新規性を追求

　最近は温泉旅館のホテルの温泉を利用して、そのまま介護施設に転用するケースが見られます。
　これでは単なる介護施設にすぎません。
　当社が目標にしているのは、本来温泉旅館・ホテルが持っている“おもてなしの心”を、お客様である高齢者・障害者の方々に楽しんでいただくことです。

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